目次
こんにちは。はるです。
前回のstep2では、心が揺れる「赤いコップがあふれるパターン」を感情を抜きにして整理しました。
「怒りの原因は相手ではなく、自分の疲労や空腹などのコンディションだった」
そんな気づきがあった方も多かったのではないでしょうか。
step3では、その気づきをもとに
“理想のわたしが動くための台本”を作っていきます。
これは、怒りが起こりそうなときに
自分を守るための優しい行動ガイドです。
怒りの連鎖の起点を見つける
怒りは、突然爆発するわけではありません。
実はその前に、いくつかの小さな出来事が連鎖していることが多いのです。
たとえば
(疲労)
↓
(空腹)
↓
(小さなことで相手を責める)
↓
(自己嫌悪)
多くの人は、最後の「怒ったこと」だけを反省します。
でも本当に働きかけられるのは
その前にある
疲労・空腹・余裕のなさといった
心と体のコンディションです。
step3のチェックシートではこの
「怒りの連鎖の起点」 を見つけていきます。
「自分が働きかけられる選択」を見つけ、解決に向けた具体的な行動(台本)を用意しましょう。
脳をだます!「もし〜なら、こうする」の行動計画
前回は、赤いコップがあふれそうになった時の「切り札」を決めました。
今回は、その切り札をさらに進化させていきます。
ここで使うのが「もし〜なら、こうする」という行動計画です。
これは、感情や理性を通さず、トリガー(きっかけ)と行動を自動的に結びつける方法です。
たとえば、
・もし疲れを感じたら → 白湯を飲む
・もしイライラしてきたら → 息を3回吐く
・もし子どもに強く言いそうになったら → 一歩後ろに下がる
など
この方法のポイントは考える前に体が動くようにすること。
人は、感情が強くなると理性的に考えることが難しくなります。
だからこそトリガー(きっかけ)と行動をセットにすることが大切です。
これだけで、怒りのルートとは違う新しい行動パターンを作ることができます。
大切なのは、“床に落ちている髪の毛をまたぐくらい”小さくて簡単な行動にすること。
小さな行動ほど、脳は自然に実行しやすくなります。
あふれてしまった時の切り札・第2弾
どんなに準備していても赤いコップがあふれてしまうことはあります。
そんなときは「怒ってしまった自分」を責める前にできる行動を決めておきましょう。
たとえば
・深呼吸をする
・好きな飲み物を一口飲む
・外の空気を吸う
・気持ちをノートに書く
・信頼できる人に少し話す
心のコップには、
青いコップ(嬉しい・楽しいなどのプラスの感情)
と
赤いコップ(悲しい・怒りなどのマイナスの感情)
があります。

そして、このコップの状態はそう簡単には切り替えられません。
赤いコップがいっぱいの状態のときに、無理にポジティブになろうとしても難しいものです。
たとえば、めちゃくちゃ怒っている時に褒められても、あまり響かないですよね。
だからこそ大切なのは
赤いコップを減らす行動を用意しておくことです。
こうした行動が、赤いコップを少しずつ減らしてくれます。
「怒ってしまった自分」も、心を守ろうと必死だっただけ。
その気持ちを受け止めて、やさしくケアするための方法を決めておきましょう。
相手へのフォロー
そしてもうひとつ大切なのが、「相手へのフォロー」です。
怒りがあふれてしまったあとでも関係はやり直すことができます。
たとえば
・「さっきは言いすぎちゃったね」と伝える
・抱きしめる
・笑いかける
・優しく声をかける
完璧な言葉じゃなくて大丈夫です。
「つながり直そうとする姿勢」
それだけで、関係は少しずつ修復していきます。
そして、怒りがあふれたあとも
「やり直せる自分でいる」ことを大切にしてください。
理想のわたしの台本を仕上げる
step3のチェックシートでは
ここまでの内容をもとにあなた専用の
「理想のわたしの台本」を作ります。
たとえば
もし子どもがYouTubeをやめなかったら
→ まず深呼吸する
→ 10秒待つ
→ 落ち着いた声で声をかける
もし疲れを感じたら
→ 白湯を飲む
→ 1分だけ座るなど
この台本は
あなたの心の土台を支える「行動の柱」です。
小さくても確かな積み重ねが、あなたを理想の方向へ導いていきます。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
この記事では
「理想のわたしが動くための台本の作り方」についてお話しました。
少しだけ想像してみてください。
次に子どもが同じことをしたとき、
今までのように怒るのではなく
一度深呼吸をして落ち着いた声で声をかける自分。
そして「さっきは言いすぎちゃったね」とやさしく伝えられる自分。
そんな “理想のわたし” が少しずつ増えていったら
毎日の子育てはどんなふうに変わるでしょうか。
ですが、
読むだけではなかなか行動パターンは変わりません。
実際に書き出してみることで
・怒りが起こる前のサイン
・自分が選べる行動
・理想のわたしの対応
が、少しずつ見えてきます。
step3のチェックシートでは、
この記事で解説した内容をもとに
あなた専用の「理想のわたしの台本」を
実際に作っていきます。
今までとは少し違う対応を試してみたい方は、
下のチェックシートを使ってみてください。
(※ワークは約2週間を目安に取り組むことをおすすめしています)
次回は【Step4:縁と選択】でお会いしましょう。
お疲れさまでした!
このstepの学びを、より良いプログラムにしていくためにあなたの率直な感想をぜひ聞かせてください。
プログラム改善のため、ご協力をお願いします。


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