【わたしを支えてくれた心の土台】

はじめに
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 目次

こんにちは。はるです。

今回は、わたし自身を支えてくれた「心の土台」の作り方についてお話しします。

どこか人と違う、と感じていた過去のわたし

幼い頃からずっと、「どこか人と違う」「空気が読めない」「人から嫌われやすい」と感じることに悩み、苦しんできました。

今思えば、それは地域や家庭環境の影響も大きく、「それが普通」だと思って育ってしまったことが原因のひとつだったのかもしれません。

そんなコンプレックスを抱えたまま社会に出て、わたしは20代でひとつの“生きるための哲学”に出会いました。

そして親になった今。
自分の性格や話し方など、これまでコンプレックスに感じていた部分が、子どもに伝わってほしくない──
私のように苦労してほしくない──
そう強く思うようになったのです。

「親として恥ずかしくない自分でいたい」
「子どもにとって、見本でいられる親でありたい」

我が子への想いが、わたしを本気で変え、心の土台を整え続ける原動力になっています。

完璧主義のわたしを救った「縁と選択」の哲学

頑張れない自分を責めていたわたしを救ったのは、この考え方でした。

人生は選択の連続。
そして、必要な選択肢には必ず出会うようにできている。

例えるなら、あみだくじ。
答えは決まっているけれど、どの答えにたどり着くかは自分の選択次第。

人との縁も同じ。
必要な人には必要な時に出会い、必要な期間が終われば自然と離れていく。

そう思えるようになってから、人から嫌われたり、人が離れてしまうことに対して、必要以上に悲観的にならなくなったのです。
この哲学が、わたしの心の土台の根幹になっています。

知識と余裕のなさ… 主任時代にわたしを追い詰めたもの

この哲学を持っていたにもかかわらず、2年半という短い経験で放課後児童クラブの主任を務めることになったとき、再び心がグラつきました。

完璧主義者のわたし。

「わたしがしっかりしなければ」

この思いから、わたしは無意識に子どもたちを管理しようとしていました。

わたしの思いばかりを押し付けた結果、子どもたちからは反発され、悩みもトラブルも尽きませんでした。

知識もなく、心に余裕のない毎日で、子どもたちを追い詰めてしまったこともあります。

このままではいけない。と、わたしをこの仕事(放課後児童クラブ)に誘ってくれた先輩に相談し、「学び」と「助け」を求めることを決意しました。

わたしの心を再構築した「大先輩の宝物」と3つの実践的知識

積極的に研修や講習に参加し、多くの先輩や先生たちに出会う中で、わたしの心の土台は再構築されました。

心の支えになった「大先輩からの手紙」

悩みに悩み、辛くなっていた時、ある大先輩から手紙をいただきました。

その手紙は、わたしの悩みに寄り添いながら、子どもたちの行動の「真の理由」を具体的に示してくれました。

「これはこういう意味に受け取ってOKなんだよ。」
「大丈夫、嫌われてないよ。嫌いって言えるのは信頼の証だよ。」
「あなたはとても頑張っているよ。」

わたしのやってきたことが間違っているわけじゃないんだと、背中を押してもらえました。
仕事中はこの手紙を常に身につけ、迷うたびに読み返していました。

わたしの行動を変えた3つの実践的知識

研修や講習で出会った中で、わたしが実践して特に効果のあったと感じるものが以下の3つです。

・ポジティブディシプリン
・ペアレントプログラム
・応用行動分析心理学(ABA)

※それぞれの詳しいやり方については、専門家の方が講習を開いていますので、ぜひ検索してみてください。

これらの知識と経験から、わたしの座右の銘は

「自分が変われば世界が変わる」

となりました。

意味: 自分が考え方や受け止め方を変えることで、見え方が変わり、その結果、相手との関わり方も変わることで、世界が変わったように見える

イライラが減る「受け止め方を変える工夫」

この座右の銘と学びのおかげで、明らかにイライラする頻度が下がり、心が寛容になったと感じています。

他人を変えるのは難しいけれど、自分を変えるのは自分次第。
人を変えようとするより、遥かに簡単です。

今でもイライラすることや落ち込むこともありますが、わたしは以下の工夫をする習慣をつけています。

一呼吸置く: なにか言いたくなったら、まず一呼吸おいて、「なぜその行動をしたんだろう?」と背景を考える。

リフレーミング(受け止め直す): 嫌なことに出会っても、「どう受け取るかは自分の自由!」と意識し、いい方向に受け止め直す。

現状に満足しない: 常に「知らないことは学び、失敗からも学ぶ」という姿勢で、今の自分に満足せず成長していく。

時には諦めも肝心: 「そういう人もいるんだな」「そういうこともあるよな」と、「わたしは今イライラしている」など、そのままを受け止める習慣をつける。

感情に流されない: 他人のイライラに流されそうなときは、「同じ土俵に立ってはダメだ」と心の中で唱え、冷静になる。


そして、この工夫の習慣こそが、「親の心の土台が、子どもの心の土台を育てる」というわたしの確信に繋がっています。

【最後に】あなただけの「正解」を一緒に見つけませんか?

わたしは、あのとき出会った先輩や仲間たちのおかげで、今の自分があります。


何をしたらいいか分からないときに、一人で「心の土台」を作るのは本当に難しいことです。


でも大丈夫。


あなたは、すでに“変わりたい”と思ってここにいます。

それだけで、もう一歩進めているんです。


わたしが伝えたいのは、正解を押しつけることではなく、「あなた自身の正解を一緒に見つけること」


わたしが提供できるのは、あくまでも「選択肢の一つ」です。

プロや専門家の「正解」は一つでも、あなたの性格、価値観、あなたの家庭に合う「あなた自身の正解」は一つではありません。

その正解を、一緒に見つけていきませんか?


↓↓ 「心の土台」を客観視するワークシート ↓↓


[心の土台を見つけるワークシートへ]

haru

はる(1児の母)
放課後児童クラブ勤務7年(主任5年)。
自分の心を整えることが、子どもの笑顔につながる。
“心の土台づくり”を通して、親も子も心地よく生きられる毎日を、あなたと一緒に探していきます。

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